麻布十番の住みやすさ!外国人におすすめのスポット
毎年発表される住みたい街ランキングで必ず上位に入る「麻布十番」は、国際的な街として有名です。
麻布十番駅周辺は高級マンションが多いエリアですが、昔ながらの老舗や庶民派スーパーも多くあります。
英語や中国語などの外国語にも対応したお店やサービスが多いので、外国人にも住みやすい街といえます。
今回は、麻布十番駅周辺のおすすめスポットをご紹介します。
麻布十番の歴史と由来
麻布十番商店街は300年以上もの歴史があり、江戸時代から善福寺の門前町として栄えてきました。
「麻布」という名前の由来は、いくつか諸説があります。
1つ目は、麻の布の産地だった、2つ目には、昔は麻が降り「麻布留山(あさふるやま)」と呼ばれていたこと。
3つ目は、浅く草が生えるため浅生から麻布になったなどの言い伝えがあります。
「十番」の由来は、江戸時代に15代将軍徳川綱吉の別荘を建築する際に遡ります。
職人は一番から十番にグループ分けされ、十番の地域の人々が担当し、麻布十番になったと言われています。
麻布十番商店街は下町情緒と最先端の流行を同時に感じられます。
徒歩圏内の六本木ヒルズエリアの開発以来、麻布十番駅周辺には、お洒落なお店が増えています。
元麻布エリアはインターナショナルスクールが多く、外国人ファミリーにも人気の閑静な高級住宅エリアです。
高層マンションの元麻布ヒルズを始め、タワーマンションも増えています。
外国人が住みやすい麻布十番の魅力
麻布十番駅周辺には各国の大使館が立ち並び、パトロールが強化されおり、治安の良さに定評があります。
女性の一人暮らし、初めて日本に住む外国人やファミリー層にとっても安心して暮らせる街です。
そして麻布十番駅は、主要駅へのアクセスや乗り換え駅としても便利な立地条件にあります。
平成12年までは地下鉄が走っていませんでしたが、現在は「東京メトロ南北線」と「都営大江戸線」の2路線を利用することができます。
新宿駅へは乗り換え無しで11分、目黒駅へは乗り換えなしで8分、品川駅へは2回乗り換えで17分です。
麻布十番商店街
麻布十番の魅力を探るには、麻布十番商店街をぶらりと歩いてみましょう。
麻布十番商店街は、毎年8月に開催される麻布十番納涼祭りでも良く知られています。
商店街には、江戸時代から続くふとん屋や呉服屋、海外のスイーツ専門店やお惣菜屋などが並びます。
日常生活に便利なお店から最新グルメまで、多彩なお店が揃っているので飽きることはありません。
麻布十番 紀文堂
明治43年創業の「麻布十番 紀文堂(きぶんどう)」は麻布十番駅から徒歩2分に位置する老舗の和菓子店です。
現在の店主は三代目、昔ながらの手焼き製法を忠実に守り、伝統の和菓子を味わえます。
お店の看板商品は「七福神手焼き人形焼」と「ふんわりワッフル」(130円~)です。
人形焼はふっくらした生地に北海道産の良質の小豆を使用した素朴でやさしい味。ワッフルの中身は、カスタードクリームとあんずジャムの他、期間限定で抹茶や塩桜あんもあります。
浪花家総本店
1909年創業「浪花家総本店」は、昔ながらの伝統的製法による鯛焼きが有名な名店です。
「浪花家」の名前は初代神戸清次郎が浪花出身だったことに由来しています。
名曲「およげ!たいやきくん」のモデルとなったたい焼きです。
外側はパリッと香ばしくこげた薄い皮に上品な小豆の風味がホッとする美味しさ。
更科本店
麻布十番には江戸時代から続く、3つの更科そばがあります。
「総本家 更科堀井」「永坂更科 布屋太兵衛 麻布総本店」「麻布永坂 更科本店」の3店舗です。
いずれの店舗も寛政元年(1789年)、布屋太兵衛創業のそば屋「更科」が始まりです。
お座敷で頂く白いそばは香り高く、11時台には行列ができるほどの人気店です。
まとめ
麻布十番には、何百年続く老舗から珍しいお店まで
様々なお店が揃っているのが特徴です。
ぜひ街歩きをして、麻布十番の新しい発見を楽しんでみください。