Living Guide in Tokyo

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東京の都心エリアで電動アシスト自転車を利用する

東京
Category : 東京

電動アシスト自転車の利用が東京で広がりを見せています。買い物や子供の送り迎えといった日常での利用は一般的となり、最近では満員電車を避けるために通勤・通学で利用する人も増えています。東京都内では地下鉄・バスが気軽に利用できますが、一駅、二駅の距離なら自転車の方が早くて便利かもしれません。特に地下鉄は駅の入り口からホームまでが遠く離れていることが多々あり、長々と通路を歩くことを考えると自転車での移動の方が効率的です。

電動アシスト自転車とは

電動アシスト自転車とは、電動機(モーター)の補助によってペダルを踏む力を軽減できるバッテリー付き自転車です。ペダルをこぐ負荷が各段に軽減されるので上り坂でも快適走行。重い荷物を積んでいても気になりません。バッテリーのフル充電には2時間から4時間かかりますが、一回の充電で走行を補助してくれる距離は約50km*、その電気代は10~15円程度です。自動車やオートバイよりも小回りが利く、エコで経済的な交通手段となっています。

*メーカー、バッテリーの容量によって異なります。

電動アシスト自転車

電動アシスト自転車

東京では坂道の多い高台エリアで利便性を実感

平地に広がる東京の都心部は平坦な道だけの印象がありますが、実は坂が多い地域が少なくなくありません。東京都23区内の主に西側のエリアは谷間が複雑に入り込んだ台地の端にあたり、平地から高台へつながる道は勾配のきつい坂道になっています。坂の上の高台は山の手と呼ばれ、その昔は武家や富豪が豪邸を構えた場所でした。現在は大使館等がある高級住宅街となっており、地区でいうと、渋谷区、港区、目黒区、文京区などにあたります。東京近郊では横浜の山の手エリアが知られている場所です。

電動アシスト自転車の走行に免許証やヘルメット着用は不要?

日本の道路交通法で規定された電動アシスト自転車において、モーターはあくまで補助機能です。ペダルをこがなければモーターは働かず、また、時速 24km (約14.91mi)を超えると補助がなくなるしくみになっています。これら電動機能の制限により通常の自転車と同じ交通ルールが適用されるので、走行には運転免許証が不要であり、ヘルメット着用の義務もありません。(2021年1月現在)時速24kmを超えてもモーター無しの通常自転車として走行を継続できるため、ヘルメットを着用せずに利用するのが一般的になっています。

ここで注意しなければいけないのは、電動アシスト自転車を規定するアシスト率です。ペダルをこがずにモーターだけで走行可能な、いわゆるフルアシストの自転車や電動キックボード、または、時速 24 km以上でもモーター補助が働き続ける電動自転車は、原動機付自転車の区分となるため運転免許証とヘルメットの着用が義務付けられています。電動アシスト自転車は電動自転車・E-バイクと呼ばれることがあり、輸入車・国産車ともに様々なタイプがあります。いずれもアシスト率は一見しただけでは分からず、知らずに走行して交通ルール違反になりかねません。電動アシスト自転車を購入する際は、免許証なしで乗れるか否かを確認した方がよさそうです。

規定範囲を超える電動アシスト自転車に乗りたいという場合、日本で有効な運転免許証を所持し、ヘルメットを着用すれば走行可能です。普通自動車やオートバイの運転免許証を所持していれば走行できます。国際免許証も有効です。

運転免許証を持っていない場合は、「原付免許(原動機付自転車免許)」を所得して運転することになります。原付免許は排気量50cc以下のバイクの運転のみが対象で、筆記テスト、適正試験(視力検査)、簡単な実技試験をパスすることで取得できます。居住地域にある運転免許試験場に行って全試験を受け、合格すればその日のうちに免許証を取得できます。筆記テストは日本語のみで行われますが、試験会場によって英語で受験可能です。運転免許試験には、受講料・提出書類が必要になります。日本の運転免許証については、関連記事を参考にしてみてください。

関連記事:外国人が日本で自動車を運転する:運転免許証の取得について
https://living.rise-corp.tokyo/ja/drivers-license-in-japan/

補足情報:シェアサイクルを利用する

都内のちょっとした移動なら、シェアサイクルのサービスを利用するのがよいかもしれせん。東京都心エリアではサイクルポートは比較的見つけやすく、共用できる自転車の大半は電動アシスト自転車です。利用料金は事業者ごとに異なりますが、概ね15分で70円、30分で150円、という単位で設定されています。また、月額会員制の利用、1日利用という料金形態も用意されているので、通勤や観光にも利用できます。ポートの見つけ方や利用方法はウェブで入手できるようになっています。英語の補足説明もあり、日本語が分からなくても理解できそうです。

シェアサイクルポート

シェアサイクルポート

都内の場合、シェアサイクルを利用するメリットのひとつは駐輪場を探す手間が省けることです。都心部では駐輪場が簡単に見つからないことが多々あります。住宅地に近いJR駅の多くには有料の駐輪場があるものの、時間帯によっては満車で利用できないこともあります。許可されていない場所に自転車を停めると、違法駐輪車両として撤去されてしまうので要注意。撤去された自転車を引き取りに行き、しかも、実質的に罰金にあたる撤去・保管手数料を支払うことになります。